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連載「大人のASDガイド」第6回(全9回) 第1回から読む →

はじめに

「うつと言われて治療を続けているのに、なかなか良くならない」「少し良くなっても、しばらくするとまた落ち込んでしまう」「いつも同じところでつまずくのは、自分が悪いからだ」——そんな思いを抱えて受診される方は、少なくありません。

実は、うつや不安で受診した方の背景に、ASD(自閉スペクトラム症)の特性が隠れていることがあります。長く続くつらさや繰り返す落ち込みの根っこに、これまで誰にも気づかれてこなかった発達特性が関係している場合があるのです。これは決して珍しいことではありません。

この記事では、ASDの特性を背景に起こる「二次障害」としてのうつ・不安について、なぜそれが起こるのか、ふつうのうつとどう違って見えることがあるのか、そして回復に向けて何が大切なのかを整理します。読み終えたとき、自分を責める気持ちが少しでも軽くなり、「相談してみようか」という一歩を考えていただけたらと思います。なお、診断や見立ては医師が行うものです。この記事は自己診断のためのものではありません。

うつや不安の背景に、発達特性が隠れていることがある

うつや不安を主な訴えとして受診した方の背景に、ASDの特性が存在していることは、決して珍しくないことがわかってきています。抑うつ状態で初めて受診した大人のうち、一定の割合の方に、背景としてASDの特性が見られると報告されています。

そのため近年は、心の不調を診るときには、つねに「発達特性が隠れていないか」を念頭に置くことが大切だと考えられるようになりました。けれども、大人になってからのASDの特性は現れ方が多様で、あえて疑ってみなければ気づかれにくいことも多いのです。

ここでひとつ、誤解のないようにお伝えしたいことがあります。「うつや不安は、すべてASDのせいだった」と単純に言い切れるものではない、という点です。目立っているうつや不安の症状の陰に、本人も周囲も気づいていなかった特性が隠れていることがある——そういうことです。そして、その特性に目を向けると、つらさが生まれる仕組みが見えてきて、対応の糸口がつかめることがあります。長く治療を続けても良くなりにくいと感じている方こそ、一度この視点から見直してみる意味があります。

なぜ大人になるまで気づかれなかったのか

「もし本当にASDなら、どうして今まで誰も気づかなかったのか」と疑問に思われるかもしれません。

成人期になって初めて精神科につながるASDの方の多くは、学生時代までは学業面で大きな問題が目立たなかった方です。決められた時間割にそって勉強し、テストで点を取る——そうした構造のはっきりした環境では、特性があっても何とかやってこられることが少なくありません。

ところが、就職すると環境は一変します。あいまいな指示を汲み取る、複数の仕事を同時にさばく、職場の暗黙のルールに合わせる、雑談で関係をつくる——こうした「はっきり教えてもらえないこと」の比重が急に増えるのです。昇進して管理職になり、部下への指示や調整役を求められるようになってから不調が始まる方もいます。

つまり、特性が大人になって突然生まれたのではなく、環境が複雑になったことで、もともとあった特性とのミスマッチが表面化したと考えられます。「今までは大丈夫だったのに」ということ自体が、決して矛盾ではないのです。

ASDのうつは、ふつうのうつと様子が違って見えることがある

ASDの特性を背景にもつ抑うつ状態は、発達特性のないうつ病とは、少し様子が異なって見えることがあります。

ふつうのうつ病では、気分の落ち込みや意欲の低下が中心になります。一方、ASDの特性がある方の抑うつでは、それらに加えて、いらだちやすさ(易刺激性)、気分の変わりやすさ、衝動的になりやすさなどを伴いやすいと言われています。落ち込みよりも不機嫌さや感情の不安定さが前面に出て、まわりからは「うつ」と見えにくい場合もあるのです。

症状の現れ方がこのように混ざり合うことがあるため、対応にも少し工夫が必要になります。詳しい治療方針は、一人ひとりの状態を診たうえで医師が判断します。大切なのは、「ふつうのうつと違うから自分はおかしい」と思う必要はまったくない、ということです。背景に特性があれば、そのように現れることがある——それだけのことです。自己判断で対処しようとせず、医師に相談していただくのが安心です。

「全部ASDのせい」と決めつけないことも大切

もうひとつ、専門書でも繰り返し強調されている大事な視点があります。それは、うつ・不安・強迫などの症状を、すべてASDの特性だけで説明しないことです。

ASDのある方に併存するうつや不安は、それ自体が独立した治療の対象になります。「ASDは治らないから、医療にできることはない」というのは誤解で、併存しているうつや不安の治療、環境調整、再発予防は、医療がしっかり関われる領域です。

また、気分の波が大きい方では、うつ状態だけでなく「普段より明らかに元気すぎた時期」「睡眠時間が短くても平気で動き回れた時期」がなかったかも、診察では大切な確認事項になります。そうした時期の有無によって、治療の組み立てが変わってくることがあるからです。過去を振り返って思い当たることがあれば、遠慮なく医師に伝えてください。

さらに、ASDとADHDの特性が重なっている方も少なくないことが知られています。不注意や衝動性が目立つ場合は、その面からの整理も必要になります。ASDとADHDの違いについては、大人のADHDとASDの違いの記事でくわしく解説しています。

診断はどう進むのか ― 「今」と「子どもの頃」の両方を見る

背景にASDの特性があるかどうかを見立てるとき、医師は現在の症状だけでなく、子どもの頃からの発達の経過(発達歴)を重視します。ASDの特性は生まれつきのものなので、大人になってから突然始まることはないからです。

診察では、幼稚園や小学校の頃の友人関係、一人遊びが多かったか、集団のなかでどう過ごしていたか、音や光などへの敏感さがあったか、といったことをうかがいます。母子手帳や通知表が残っていれば、参考になることがあります。ご家族に子どもの頃の様子を聞ける場合は、その情報も役立ちます。

なお、インターネット上のセルフチェックや質問票の点数だけで、ASDかどうかが決まるわけではありません。チェックリストや心理検査は、あくまで診察の参考材料です。また、発達障害は「ある・ない」の二択で白黒つけられるものではなく、特性の強さの程度として捉えるもの、という考え方が専門家のあいだでも共有されています。点数に一喜一憂せず、困りごとが続いているかどうかを軸に、受診を考えていただければと思います。診断の流れは大人のASDの診断プロセスの記事でくわしく紹介しています。

なぜ二次障害が起きるのか ― 環境とのミスマッチへの反応

ここが、この記事でいちばんお伝えしたい点です。ASDの特性を背景に起こるうつや不安は、「二次障害」と呼ばれることがあります。二次障害とは、特性そのものではなく、特性と周囲の環境とのあいだに摩擦が積み重なった結果として、二次的に生じる心の不調のことです。

ASDの特性がある方は、多数派の人たちが当たり前に共有しているもの——空気を読んだやりとり、含みのある遠回しな言い方、その場の和を優先する雰囲気——を、とても苦手とすることがあります。そのぶん、集団のなかでうまくいかない経験(集団不適応)や、まわりからの誤解・批判、達成しても十分に評価されない経験が積み重なりやすいのです。

さらに、対人スキルの苦手さから周囲のサポートも得にくく、「なぜか、いつもうまくいかない」「同じことが繰り返される」という感覚を慢性的に抱えやすくなります。この積み重ねが、二次的なうつや不安として表れてくるのです。

二次障害は「氷山の一角」

ある考え方では、目に見えている不調は「氷山の一角」にすぎないと表現されます。何かの出来事をきっかけに落ち込みや不調が表面化したとき、それは突然始まったのではなく、その前から静かに積み重なっていたつらさが、ついにあふれ出たサインかもしれません。

ですから、表に出ている症状そのものを力ずくで抑え込もうとするのではなく、その裏に何が隠れているのかを、一緒にていねいに見ていくことが大切になります。

「能力の問題」ではない ― まず休養と相談が大切

ぜひ覚えておいていただきたいのは、二次障害は本人の「能力の問題」でも「努力不足」でもないということです。それは、環境への自然な反応として起きています。

ここで気をつけたいのが、発達障害は「何らかの能力の不足」と見られやすいため、まわりが「訓練してがんばらせれば乗り越えられる」と考えてしまいがちな点です。けれども、能力を伸ばすための訓練と、ストレスでエネルギーが切れている状態への対応は、まったくの別ものです。ストレスで参っているときに無理に訓練をさせようとすると、かえって逆効果になることが多いと知られています。

エネルギー切れを起こしているとき、まずやるべきことは休養と相談です。落ち込みや不調は、心と体が「もう限界に近い」と発しているサインです。いったんしっかり休む。そのうえで、どこに問題があり、どんな仕組みでつらさが起きているのかを、専門家と一緒に整理していく。この順番がとても大切です。回復は、無理を重ねることからではなく、まず立ち止まって休むことから始まります。

接し方の工夫 ― 「○○したほうがいい」を避ける

ご本人を支えるご家族や周囲の方に、知っておいていただきたい接し方の工夫があります。

ASDの特性がある方は、言われたことを「ノルマ」として受け取り、まじめに背負い込みやすい傾向があります。そのため、よかれと思って「ゆっくり休んだほうがいいよ」と強く勧めると、今度は「休むこと」自体をノルマにしてがんばってしまい、かえって休めなくなることがあります。「○○したほうがいい」という強い言い方は、できるだけ避けるのがよいとされています。

代わりに役立つのが、本人の置かれている状況を、言葉で確認してあげることです。「今あなたは、こういう形で落ち込んでいるんだね」と状況を言葉にして伝えると、「わかってもらえた」と感じて安心できることがあります。感情を察するのが苦手でも、言葉ではっきり示されると伝わりやすいのです。

ほかにも、命令ではなく提案する、先に本人の言い分を聞く、感情的にならない、といった姿勢が支えになります。周囲の人がゆとりをもち、あまりノルマを感じさせない雰囲気でいること自体も、本人が「このくらいでいいんだ」と肩の力を抜くきっかけになります。

もうひとつ、伝え方のコツがあります。抽象的な言葉より、短く具体的な言葉のほうが伝わりやすい、という点です。たとえば「ゆっくり休んでね」だけでは、何をどうすればよいのか具体的に決めにくいことがあります。「今週の土日は予定を入れずに家で過ごそう」のように、行動のかたちが見える言い方のほうが受け取りやすくなります。また、「わかった」という返事があっても、実際には意図が伝わっていないこともあります。責めるのではなく、どう受け取ったかをお互いに言葉で確かめ合う習慣が、すれ違いを減らしてくれます。

感覚過敏の疲れが、不調の引き金になっていることも

見落とされがちなつらさとして、感覚過敏があります。音・光・匂い・肌ざわりなどの刺激を、人一倍強く感じてしまう特性です。

感覚過敏は子どもの頃だけのものではなく、大人になっても続くことが知られています。職場のざわめき、電話の音、照明のまぶしさ、満員電車——こうした刺激に毎日さらされ続けること自体が、本人も自覚しないうちにエネルギーを消耗させ、うつや不安の下地をつくっていることがあるのです。

また、頭痛や倦怠感など体の不調の訴えの背景に、感覚の過敏さや、疲れ・空腹に気づきにくい感覚の鈍さが隠れている場合もあります。感覚過敏については大人のASDと感覚過敏の記事で、心の症状の裏に体の病気が隠れている場合についてはこころの症状の裏にある体の病気の記事でくわしく解説しています。

薬物療法は対処の一部 ― 環境調整と組み合わせる

二次障害としてうつや不安が強く出ているときには、感情のコントロールを助ける目的で薬物療法が検討されることがあります。薬が支えになる場面は確かにあります。

ただし、知っておいていただきたいのは、薬物療法はあくまで対処の一部であり、それだけですべてが解決するわけではない、ということです。専門書でも、薬の対象はASDの特性そのものではなく、併存しているうつ・不安・焦燥などの症状であること、そして薬以外のアプローチ(環境調整や心理教育)を先に、あるいは並行して行うことで改善が得られる場合も多いことが強調されています。ASDのある方は薬の効果や副作用の出方に個人差が大きいとも言われており、少量から慎重に始めて、本人の実感と診察での様子を照らし合わせながら調整していくのが基本です。だからこそ、薬による対処と、環境を本人に合わせて整える「環境調整」を組み合わせることが大切になります。

環境調整とは、たとえば、あいまいな指示を具体的に伝える、予定や手順を見えるかたちにして見通しを持てるようにする、苦手な刺激を減らす、得意な力を生かせる役割を用意する、といった工夫です。「ASDに向いている仕事」を一律に決めることはできず、得意・不得意は一人ひとり大きく異なるため、その方に合った環境を個別に考えていくことが大切だとされています。訓練で本人を鍛えて乗り越えさせるより、特性に合った環境や適職を探すほうが実を結びやすい——これは複数の専門書に共通する考え方です。本人だけが変わろうと無理をするのではなく、周囲の環境のほうも歩み寄っていく。この両輪で、二次障害からの回復を支えていきます。仕事との両立や職場での配慮については、大人のASDと就労支援の記事も参考にしてください。診断や治療の進め方は、一人ひとりの状態に合わせて医師が一緒に考えていきます。

当院での実際

当院(春日メンタルクリニック)では、うつや不安で受診された方についても、必要に応じて背景に発達特性がないかという視点を持って診察しています。ご受診にあたっての実際は、次のとおりです。

  • 予約はWEB(デジスマ)でお取りいただき、初診前にWEB問診にお答えいただきます。子どもの頃の様子など、思い出せる範囲で書いていただけると、診察の助けになります。
  • 初診の所要時間の目安は、問診を含めて30分程度です。
  • 初診では、服用中の市販薬やサプリメントも確認しています。
  • 通院頻度の基本は2週間に一度です。経過を見ながら、環境調整や薬の相談を続けていきます。
  • 仕事を休む必要があると診察の結果判断した場合は、休職の診断書を初診当日に発行することもあります。休職の診断書は1か月毎に作成しています。
  • ご本人の受診への同意のうえで、ご家族が診察に同席いただくことは可能です。ご家族のみの相談はお受けしていませんので、ご本人が受診できない場合は、公的相談先または受診予定の医療機関へお問い合わせください。

なお、診療対象は18歳以上の方です。

思い詰めやすいときは、早めの相談を

ASDの特性がある方は、つらさのなかで考えが一点に集中しやすく、視野が狭くなりやすい傾向があると言われています。そのため、いったん思い悩みはじめると気持ちの切り替えがしにくく、思い詰めてしまいやすい面があります。

だからこそ、「消えてしまいたい」「自分なんていないほうがいい」といった気持ちが頭をよぎるようになったら、決して一人で抱え込まず、早めに相談してください。その気持ちは、あなたが弱いからでも、おかしいからでもありません。長く続いた環境とのミスマッチに、心が疲れ果てているサインです。早めに専門家とつながることが、何よりの支えになります。

つらい気持ちが強く、命の危険を感じるほど切迫しているときは、ためらわず救急(119)に連絡してください。また、当院に通院中の方は主治医に、それ以外の方も当院にご相談ください。一人で耐えなくてよいのだ、ということを、どうか忘れないでください。

受診の目安

次のようなことに当てはまり、つらさが続いている場合は、一度相談を考えてみてよいかもしれません。

  • うつや不安の治療を続けても、なかなか良くならない、または繰り返している
  • 落ち込みだけでなく、いらだちや気分の不安定さを強く感じる
  • 集団のなかでいつも同じようにつまずき、誤解や低い評価を受けてきたと感じる
  • 「自分の能力や努力が足りない」と、強く自分を責めてしまう
  • 休んだほうがいいとわかっていても、うまく休めず、無理を重ねてしまう
  • 「消えてしまいたい」という気持ちが頭をよぎることがある

これらは「当てはまれば必ずASD」という意味ではありません。あくまで、相談を考えるきっかけとして受け取ってください。とくに思い詰めるような気持ちがあるときは、早めの相談をおすすめします。診断は医師が行います。

まとめ

うつや不安で受診した方の背景に、ASD(自閉スペクトラム症)の特性が隠れていることがあります。その特性を背景に起こるうつや不安は「二次障害」と呼ばれ、いらだちや気分の不安定さを伴うなど、ふつうのうつと様子が違って見えることもあります。

大切なのは、二次障害は「能力の問題」ではなく、環境とのミスマッチへの反応だということです。無理に訓練で乗り越えさせようとするのではなく、まずは休養と相談から始め、薬による対処と環境調整を組み合わせて、回復を支えていきます。周囲の方は「○○したほうがいい」を避け、本人の状況を言葉で確認する接し方が支えになります。

なかなか良くならないのは、あなたのせいではありません。背景に目を向けることで、これまで見えなかった回復への道筋が見えてくることがあります。大人のASDの特徴を全体的に知りたい方は、大人のASDの特徴とサインの記事もあわせてお読みください。思い詰める前に、どうか一人で抱え込まず、相談という一歩を踏み出していただければと思います。


参考にした書籍(要約・再構成。原文の転載ではありません):

  • 大人の発達障害 ― 成人精神疾患の背景に潜む神経発達症(ASD・ADHD)/精神科治療学
  • 自閉スペクトラム症の理解と支援
  • 大人の発達障害を診ること
  • 大人の発達障害ってそういうことだったのか その後
  • 成人期の自閉症スペクトラム 診療実践マニュアル
  • 気分症群(講座 精神疾患の臨床)

よくある質問

うつがなかなか良くならないのは、ASDが関係していることがありますか。

あることが知られています。背景にASD(自閉スペクトラム症)の特性があると、環境とのミスマッチが続きやすく、うつや不安が長引いたり繰り返したりすることがあります。ただし原因はさまざまで、最終的な見立ては医師が行います。一人で抱え込まず相談してみてください。

ASDのうつは、ふつうのうつと様子が違うのですか。

違って見えることがあります。落ち込みだけでなく、いらだちや気分の不安定さ、衝動的になりやすさなどを伴いやすいと言われています。そのため対応も少し工夫が必要で、自己判断で市販薬などに頼らず、医師に相談することをおすすめします。

二次障害は、訓練してがんばれば治りますか。

二次障害は能力の問題ではなく、環境への反応として起きていると考えられています。無理に訓練で乗り越えさせようとすると、かえって逆効果になりやすいことが知られています。まずは休養と相談を大切にし、環境を整えることが回復の土台になります。

家族として、どう声をかければよいですか。

「○○したほうがいい」という強い勧め方は、ノルマのように受け取られて、かえって負担になることがあります。代わりに「今つらい状況なんだね」と、本人の状況を言葉で確認してあげると安心につながりやすいです。命令ではなく提案する、感情的にならない、という姿勢も支えになります。

薬を飲めば、うつや不安は治りますか。

薬は感情のコントロールを助ける支えになりますが、それだけですべてが解決するわけではありません。薬による対処と、環境を本人に合わせて整える工夫を組み合わせていくことが大切です。進め方は医師と相談しながら決めていきます。

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執筆・監修

精神保健指定医 野口晋宏

春日メンタルクリニック院長。精神科・心療内科の診療経験をもとに、受診前の不安や制度の疑問を整理しやすい情報提供を心がけています。

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