「やらなければ」と思うのに体が動かない、好きだったことにも興味がわかない——そんな状態が2週間以上続いているなら、それは怠けや甘えではなく、医療機関で相談してよいサインです。意欲の低下は、こころの不調の中心的な症状のひとつです。
こんな状態が続いていませんか
- 仕事や家事に取りかかるまでに、以前の何倍も時間がかかる
- 趣味や好きだったことをする気になれない
- 休日は寝て過ごすだけで、休んだ気がしない
- 「自分は怠けているだけでは」と自分を責めてしまう
- 身だしなみやお風呂など、日常の当たり前のことが億劫になった
考えられる背景
- うつ病 — 興味や喜びの喪失は、気分の落ち込みと並ぶうつ病の中心症状です。「落ち込み」の自覚がなくても、意欲の低下が主な症状として現れることがあります。
- 適応障害 — 異動や環境の変化など、きっかけがはっきりしているストレスに反応して、意欲が落ちることがあります。
- 双極性障害 — 調子のよい時期と意欲が出ない時期を繰り返している場合は、双極性障害の可能性も考えます。
- ADHD — 「やる気はあるのに取りかかれない」先延ばしの悩みが長年続いている場合は、発達特性が関係していることもあります。
受診の目安
- 意欲の低下が2週間以上、ほぼ毎日続いている
- 仕事・家事・学業のパフォーマンスが明らかに落ちている
- 睡眠や食欲の変化、気分の落ち込みを伴っている
あてはまる場合は、一度ご相談ください。当院は予約から受診までWEBで完結し、土曜日も診療しています。