生理の1〜2週間前になるとイライラや落ち込み、涙もろさが強くなり、生理が始まるとすっと楽になる——この波を毎月繰り返しているなら、PMS(月経前症候群)やPMDD(月経前不快気分障害)かもしれません。我慢するしかないものではなく、治療で楽になれる状態です。
こんな状態が続いていませんか
- 生理前になると、別人のようにイライラして家族やパートナーにあたってしまう
- 生理前の落ち込みや涙もろさで、仕事や人間関係に支障が出る
- 「また今月もあの時期が来る」と憂うつになる
- 生理が始まると、うそのように気分が楽になる
- 毎月同じ時期に、心身の不調のパターンを繰り返している
考えられる背景
- PMS/PMDD — 月経前に心身の不調が現れ、月経開始とともに軽快するパターンが特徴です。気分症状が強く生活に大きな支障が出ている場合はPMDDと呼ばれ、精神科・心療内科での治療対象になります。PMSとの違いはPMDDの解説記事もご覧ください。
- うつ病・双極性障害 — もともとの気分の不調が月経前に悪化しているケースもあり、区別が大切です。症状が月経前以外にもあるかどうかが手がかりになります。
- 全般性不安障害 — 不安症状が月経前に強まる場合があります。
症状の記録(いつからいつまで、どんな症状か)を2〜3か月分つけていただくと、診断の大きな助けになります。記録がなくても受診いただけます。
受診の目安
- 毎月、生理前の不調で仕事や人間関係に支障が出ている
- 生理前のイライラや落ち込みを自分で抑えられない
- 婦人科で相談したが、気分の症状が残っている
あてはまる場合は、一度ご相談ください。当院は予約から受診までWEBで完結し、土曜日も診療しています。