落ち込む時期と、やる気に満ちて動き回れる時期を繰り返す——そんな気分の波に生活が振り回されているなら、性格の問題ではなく、双極性障害などの治療できる病気が背景にあるかもしれません。「調子がよい時期」も含めて波全体を診ることが大切です。
こんな状態が続いていませんか
- 数日〜数週間単位で、気分の高い時期と低い時期を繰り返す
- 調子のよい時期は睡眠が短くても平気で、アイデアが次々わく
- 高まった時期に、買い物や発言で後悔することがある
- 落ち込みの時期は、うつ病のように何もできなくなる
- 周囲から「別人みたい」と言われることがある
考えられる背景
- 双極性障害 — うつ状態と躁・軽躁状態を繰り返す病気です。特に軽躁状態は「調子がよいだけ」に見えて見過ごされやすく、うつ病と診断されて経過するうちに判明することも少なくありません。詳しくは双極性障害2型の解説記事もご覧ください。
- PMS/PMDD — 月経周期に連動した気分の波なら、PMS/PMDDの可能性があります。
- ADHD — 気分の切り替わりが速く、その日の出来事に反応して感情が大きく動くタイプの波は、発達特性が関係していることもあります。
- 適応障害・ストレス — ストレス状況の変化に応じて気分が動く場合に考えます。
受診の目安
- 気分の波を何度も繰り返し、生活や人間関係に影響が出ている
- 眠らなくても平気な時期と、起き上がれない時期の両方がある
- うつ病の治療中だが、経過が安定しない
あてはまる場合は、一度ご相談ください。当院は予約から受診までWEBで完結し、土曜日も診療しています。