人前で話すと声や手が震える、視線が怖い、発表の何日も前から憂うつになる——そのつらさのために苦手な場面を避けるようになっているなら、それは「あがり症だから仕方ない」ではなく、治療できる社交不安障害かもしれません。
こんな状態が続いていませんか
- 発表・会議・自己紹介など、注目される場面が極端につらい
- 緊張で声や手が震え、それを見られることがさらに怖い
- 人と食事をする・電話をかけるなどの場面も緊張する
- 苦手な場面を避けるために、仕事や役割を断ることがある
- 「変に思われたのではないか」と後から何度も反芻する
考えられる背景
- 社交不安障害 — 人から注目される場面や評価される場面への強い恐怖が中心の病気です。恥をかくことへの恐れから場面を避けるようになり、生活の選択肢が狭くなっていきます。治療法が確立しており、改善が期待できます。
- パニック障害 — 人前に限らず、発作的な動悸・息苦しさが起こる場合に考えます。
- ASD(自閉スペクトラム症) — 会話の暗黙のルールがわかりにくいための対人場面の苦手さが、子どもの頃から続いている場合は発達特性の観点も考えます。
- うつ病 — 気力が落ちて人と会うのがつらくなっている場合は、うつ病の症状のことがあります。
受診の目安
- 緊張が怖くて、場面を避けることが増えている
- 仕事・学業・人間関係の選択肢が狭くなってきた
- 発表などの前に、数日前から不眠や体調不良が出る
あてはまる場合は、一度ご相談ください。当院は予約から受診までWEBで完結し、土曜日も診療しています。