布団に入ってから30分〜1時間以上眠れない日が週の半分以上続いているなら、それは「寝つきが悪い体質」ではなく、治療で改善が期待できる状態かもしれません。寝つきの悪さ(入眠困難)は、不眠のタイプの中でも最も多い訴えのひとつです。
こんな状態が続いていませんか
- 布団に入っても頭が冴えて、なかなか眠れない
- 明日のことや過去のことを考え始めて止まらなくなる
- 「今夜も眠れないのでは」と、布団に入ること自体が憂うつ
- 眠るためにお酒を飲むことが増えた
- 寝つけない分、朝がつらく日中も眠い
考えられる背景
- 不眠症 — 寝つきの悪さが数週間〜数か月続き、日中の眠気やだるさを伴う場合、不眠症として治療の対象になります。近年は依存の少ない睡眠薬もあり、「一度飲んだらやめられない」と心配しすぎる必要はありません。
- 全般性不安障害などの不安 — 心配ごとが次々に浮かんで気が休まらないタイプの不安は、寝つきを悪くする代表的な原因です。
- 適応障害・ストレス — 職場や家庭のストレスが強い時期は、緊張が夜まで続いて眠りに入りにくくなります。
- うつ病 — 寝つきの悪さは、うつ病の初期症状として現れることもあります。
受診の目安
- 寝つけない日が週3日以上、数週間続いている
- 日中の眠気・集中力低下など、生活への影響が出ている
- 寝酒や市販薬に頼る状態が続いている
あてはまる場合は、一度ご相談ください。睡眠の状態と背景にあるストレスや不安を診察で整理し、生活の工夫(睡眠衛生)を土台に、必要に応じて薬物療法を検討します。当院は予約から受診までWEBで完結し、土曜日も診療しています。