鍵を閉めたか何度も戻って確認する、汚れが気になって手洗いが止まらない——「ばかばかしい」とわかっているのにやめられず、時間や生活を奪われているなら、それは強迫性障害という治療できる病気の可能性があります。
こんな状態が続いていませんか
- 鍵・火の元・スイッチなどの確認に何度も戻ってしまう
- 手洗いや入浴に長い時間がかかり、やめられない
- 不吉な考えを打ち消すための行動が習慣になっている
- 家族にも確認を求めたり、保証を求めたりしてしまう
- 確認や手洗いのせいで、遅刻したり疲れ切ったりしている
考えられる背景
- 強迫性障害 — 繰り返し浮かぶ考え(強迫観念)と、それを打ち消すための行動(強迫行為)がセットになった病気です。薬物療法と、不安に少しずつ慣れていく行動面の治療により、改善が期待できます。具体例は強迫観念と強迫行為の解説記事もご覧ください。
- 全般性不安障害 — 特定の行為よりも、心配そのものが幅広く続く場合に考えます。
- うつ病 — 強迫症状に落ち込みが伴うことは多く、両方への対応が必要な場合があります。
- ASD(自閉スペクトラム症) — 手順や配置への強いこだわりが子どもの頃から続いている場合、発達特性との区別・併存を考えます。
受診の目安
- 確認や手洗いに1日1時間以上を取られている
- やめようとすると強い不安に襲われる
- 生活・仕事・家族との関係に影響が出ている
あてはまる場合は、一度ご相談ください。当院は予約から受診までWEBで完結し、土曜日も診療しています。